
公務員から転職を考えているけど、どんな心構えで臨めばいいの?
基本的な考え方や知識が知りたい。
こんな気持ちの方に記事を書きました。
初めて転職活動をする場合、どんな考え方で臨めばいいのか。
何も知らなかった私は、いろいろな本を読んでそこから調べ出しました。
情報(知っていること)がいかに大事かは、これまでの仕事経験を通して身をもって学んできました。
小さなことでもまずは知ることから。
今回は、転職活動を行うにあたっての基本的な心構えと戦略について書きました。
たくさんの本を読む中で、非常に勉強になった「成功する転職面接」(末永雄大著)を参考にさせていただいております。
さっそく見ていきましょう。
何より準備が重要と認識すべし

改めて言うまでもないかもしれませんが、準備の重要性について述べます。
やみくもに転職活動をやっても、よっぽど強運の持ち主でない限り成功することは困難です。
皆さんが大学受験や公務員採用試験を突破するときも、情報を集めながら、戦略を立てたり対策を練って、入念な準備の上で取り組んだはず。
- 情報収集
- 理解、判断
- 戦略、計画
- 対策、練習
これらの入念な準備を通して本番に向かうことが、成功への近道になることは自明です。
転職活動においても、準備が極めて重要であることを認識しましょう。

このブログでも、情報収集している方にとって価値のある情報を発信していきます!
転職における成功を定義すべし

そもそも転職における成功とは何でしょうか。
人それぞれ考え方が違う部分もあると思いますが、不幸になるために転職する人はいないですよね。
私自身かなり納得したのですが、本書「成功する転職面接」では、以下の3つを満たすことが成功の条件と定義されています。
- ①一定期間(目安は3年間)、その会社に定着できること
- ②定着期間中、その会社で活躍できること
- ③定着期間内に次のステップに進むのに必要な「ハッシュタグ」を手に入れられること
まず認識すべきは、採用通知をもらうところがゴールではないことですね。
それぞれ解説します。
①一定期間(目安は3年間)、その会社に定着できること
1つ目が一定期間定着できることです。
転職して、「やっぱり合わなかった」とすぐに退職してしまっては、意味がないですからね。
目安の3年というのは、以下を踏まえた目安です。
- 自分が理想とするポジション(職)に1回の転職でつけないかもしれないこと
- 世の中の変化が速いこと
後に解説するハッシュタグを集める戦略に関連しますが、民間転職は1回の転職で完結しないことも想定されます。
もちろん、転職先の会社で自分の理想が叶うのであれば、その会社内でキャリアアップしていく選択肢もありますよ。
まずは中長期的に、一定期間定着できることが大切です。

公務員の異動サイクルも3~5年なので、類似する期間とも言えますね。
②定着期間中、その会社で活躍できること
2つ目は、その会社で活躍できることです。
転職の目的は、現状の不満を解決するためでもありますが、それだけに焦点を当てすぎると失敗する可能性があります。
- 求められるレベルと自分のレベルのミスマッチ
- 想定と違ってやりがいが全くない
このような理由で、活躍できなければ、自分にとっても会社にとってもつらいです。
給与や待遇だけでなく、自分が活躍(貢献)できるかの視点が非常に重要です。
定着期間内に次のステップに進むのに必要な「ハッシュタグ」を手に入れられること
ハッシュタグとは、その人ならではの「経験・知識・スキル」を手に入れることです。
誰でもできる簡単な仕事を続けても、安定したキャリアに就いたり、自分の理想の働き方を手に入れることが難しいからですね。
ハッシュタグを手に入れることは、そのままその人の「売り」になるので、次の転職に活かすことができます。
後段で解説しますが、ハッシュタグを集めて、市場価値を高めることが夢や理想に近づく戦略につながります。
20代と30代での転職は構造が違うことを理解すべし

転職市場において、20代と30代では戦い方が変わります。
採用する企業側が求めるものが変わってくるからですね。
それぞれ異なる難しさがあることを理解しておく必要があります。
20代の転職
まず20代の転職についてです。
20代の転職は、異業界・異業種への転職もめずらしくありません。
企業側は、応募者のポテンシャルによって、採用を決める傾向が高いです。
まだ若い(人件費低い)ので、教育コストをかけてもコストを回収できるからですね。
他の業界に染まりすぎず、柔軟に対応できる可能性が高いことも理由にあります。
一方、応募する側は数年しか働いていないので、仕事においてわかりやすい実績を上げていないことがほとんど。
逆にポテンシャルがあること、または既に実績があることをアピールできれば、成功の確率がグンと上がります。

業界や企業によっては、30代前半までポテンシャル採用を許容しているところもあります。
30代の転職
次に30代の転職です。
企業側が30代の転職者に求めるものは、即戦力になる傾向が高いです。
特に中小企業ほど、教育コストをかける余裕はありません。
これまでの社会人経験の実績を踏まえて、どのように即戦力として活躍できるのかという視点で見られることになります。
一般的に、年齢を重ねるほど企業側のニーズは即戦力重視になるため、面接を受けてくれる企業が減り続けると認識した方がいいです。
採用検討の土台にすら乗らないことを理解するべき。
そこは、実力とか実績とは関係なく、そういうものだと割り切りましょう。
対策としては、自分の強みを実績を添えて言語化し、その強みを求めている企業が見つけられれば、転職が成功する確率がグッと上がります。

自分の強みと企業側のニーズが合うかどうかは、転職エージェントに相談するといいですね。
企業が知りたいことを把握してアピールすべし

採用されるためには企業(採用担当者)が求めているニーズをしっかりと把握しなければなりません。
そこを理解しなければ、なにをどのようにアピールすべきかわからないからですね。
細かく言えば、業種・業界によるもの、各企業の特色などで違いはあるでしょう。
が、簡単にわかりやすく言えば、企業側が知りたいことは以下の3つです。
- あなたが定着できるか
- あなたが活躍できるか
- あなたの実績に再現性があるか
エントリーシートでも面接でも、この視点で採用者が見ていることを意識して準備していけば、転職の成功は近づきます。

その企業での活躍とは何か?についても掘り下げて考えないといけないですね。
戦略を立てるべし

本書「成功する転職面接」で取り上げられていた、転職の成功確率を上げる戦略の立て方を3つ紹介します。
- 10年後の理想とのギャップを埋める
- ハッシュタグを集めながら近づく
- 転職の軸を決める
それぞれ解説します。
10年後の理想とのギャップを埋める
転職先はどのような方向で考えていくとよいのか。
本書では、10年後のありたい姿と現状のギャップを埋めるという観点で考えることが紹介されています。
- 今後のありたい姿
- 現状
- ありたい姿(1)と現状(2)のギャップ
- ギャップ(3)を埋めるためのアクションプラン
- 面接先企業の特徴
- 志望動機(4と5の重なり)
これらを考えることで、転職する意味や方向性が明確になっていきます。

自分の現状をしっかり分析して、論理的に方向性を考えられるのでとてもおすすめ。
自己分析でも使えるフレームワークです。
ハッシュタグを集める
1度の転職で、自分の希望するポジションに到達できればいいですが、現実はそう甘くはありません。
前述したとおり、年齢が高くなるほど、企業側のニーズは即戦力の経験者になっていきます。
だからといって、あきらめる必要はありません。
そんな状況で有効なのが、転職を何度か繰り返し、ハッシュタグを手に入れながら希望する仕事に近づいていく方法です。
ハッシュタグは業種、業界、スキルなど様々な言語化ができますし、組み合わせも多種多様です。
考え方としては、以下のとおり。
- 将来希望する仕事に必要なハッシュタグは何かを分解して考える
- 現在自分が持っているハッシュタグは何かを把握する
- 足りないハッシュタグ→必要なハッシュタグを理解する
- 転職先を決める
「10年後に〇〇になる」という明確な目的がなくても、「こういうハッシュタグがあれば、キャリア的に困らなそうだな」という考え方もできるかもしれません。
ハッシュタグ獲得という視点でキャリアを考えてみましょう。
転職の軸を決める
ブレない転職の軸をしっかりと持つことが重要です。
私自身経験していますが、転職活動をすると本当にたくさんの求人があることがわかります。(自分が行けるかは別として、魅力的です)
- 給与
- 職場環境
- 残業時間
- 福利厚生
- 評価制度
- 自己成長性
- 将来性.etc
いずれも大事な要素ですが、すべてを完璧にそろえた転職先はありません。(そんなにうまくはいきません)
人それぞれ優先度が異なるでしょうが、「何を手に入れるためにする転職なのか」というブレない軸をつくらないと、迷い続けることになります。
また、面接でも一貫した主張をすることができずに評価を下げてしまいます。
自己分析をしっかり行い、ブレない軸を決めましょう。

公務員から転職しようと考えるきっかけがヒントになりそうですね。
まとめ:転職は準備したものが成功する
この記事を要約します。
「転職は出来レースである」
今回の記事で参考にさせていただいた「成功する転職面接」(末永雄大著)の冒頭にこのように書いてあります。
刺激的な言葉ですが、転職支援のプロの著者が強調したいことは、
「転職活動にはしっかりと成功原則が存在している」ということ。
逆も然りで、成功原則を知らず、何も考えずに臨めば、ほぼ転職は成功しないということです。
今回は転職を考えるときに、まず頭に置いておくべき基本な心構えについて書きました。
「成功する転職面接」では、このほかにも、
・自己分析の方法
・職務履歴書の書き方
・転職面接のポイント
など成功原則となる情報がたくさん詰まっています。
詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。